小竹浜のお祭り【2013/4/13】
2013年 04月 15日
2011年は東日本大震災の影響により開催できず、2012年は神主さんに拝んでもらうだけでした。
そして今年2013年4月13日、おかげさまで久しぶりにお祭りが開催されました。
〔情報提供:C.Sさん、Y.Sさん〕
▼浜の高台にある「日枝神社」
「山王様」として親しまれています。のぼりが設置され、神社右側の建物の中には神輿が見えます。
▼前日(4/12)にはお祭りの準備が行われました。
境内が掃き清められました。
のぼりを準備しています。
▼お祭り当日(4/13)
年に一度のお祭りの日です。
御祭禮ののぼりも設置されました。
▼神社へ続く階段を登ると鳥居があります。
鳥居を潜り右手の階段を登ると神社があります。
▼神社内にはお供物が奉納されています。
獅子舞も行われました。
※「獅子頭」は東日本大震災の津波により残念ながら無くなりましたが、2012年12月に日本財団ROADプロジェクト「地域伝統芸能復興基金(通称:まつり応援基金)」より、新しい「獅子頭」をいただきました。
お神酒も振る舞われました。
▼神社の右側の建物に格納されている神輿。
以前は毎年担がれていたのですが、過疎化と高齢化のため3年に一度となり、現在は神輿を出すことはほとんどなくなりました。神社の急な階段を神輿を担いで降りるのは、高齢者が多い浜にとってはなかなか大変です。
▼神社がある高台から浜を見下ろす。津波により更地が広がっています。
▽上記比較画像(2011/5/1の画像)
津波により家屋は破壊され、瓦礫は多く残っていました。
階段の登り口も瓦礫で塞がれていました。
▼海に浮かぶ弁天島には「厳島神社」があります。
神主さんに拝んでいただきました。
▼「ひまわりバス待合所」の前でも獅子舞が行われました。
頭を噛んでもらっています。
力強い舞いですね。
▼浜では桜の花が咲いてきました。
私が小さな頃は、浜のお祭りには屋台も出て、男達は半被を着込み神輿を担いで賑わったものです。
浜では過疎化が進み、伝統行事は簡素化されつつあります。
小竹浜のお祭りがいつまでも継続されることを祈ります。
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【補足】
小竹浜のお祭りが4月21日の河北新報に掲載されました。
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